浪人生は予備校に通うことが多いですが、家庭教師も役立ちます。特に苦手な科目があった場合は、家庭教師を雇った方が短期間のうちに成績が上がります。予備校は集団の授業なので、分からない所を先生に詳しく聞くことができません。しかし、家庭教師はマンツーマンで授業をできるので、分からない所があったら、その個所を先生にすぐに質問できます。
予備校の場合は、質問をしたら他の生徒の視線が気になりますが、家庭教師だったら、そんなことを気にする必要はまったくありません。また、分からない所を一回説明してもらって、それでも分からない時はもう一回説明してもらえます。勉強は基礎が大切です。基礎がよく分かっていなかったら、応用の問題もできません。
高校の科目は、中学校の勉強が基礎になっています。例えば、英語だったら、中学校で習ったbe動詞と一般動詞の違いが分かっていなければ、高校で習う分詞構文などはよく理解できません。家庭教師に教えてもらうなら、中学校の内容から復習できます。普通の予備校では中学校の内容まで逆戻りして教えてもらうのは非常に難しいです。
予備校と併用することも可能です。自分の得意な科目は予備校で授業を受けて、苦手な科目は家で教師と一緒に勉強をするようにします。時間の調節は比較的簡単にできるので、予備校の授業が終わってから、来てもらうこともできます。夏の時期は予備校は朝から授業があるので、夜は自宅で勉強がしやすいです。