ひとくちに「家庭教師」と言っても、二種類あります。家庭教師を生業の中心としているいわばプロの家庭教師と、アルバイトの家庭教師です。アルバイトの家庭教師を素人と決めつけるのはよくありませんが、当たり外れがあり、依頼して成績をあげられるかどうかは博打とも言えます。プロとの違いは、テストに出る内容や入試の際に重要なポイントは何かということをわかっているかどうかです。
例えば重要な事は、問題が解けるという知識はもちろんですが、入試に何が必要で、そのためにどんな勉強をしないといけないかということです。そうしたことをわかった上で指導しているのが、プロです。当然、その生徒の学力を把握し、カリキュラムを立てるのが上手で無駄がなく、指導も旨いです。ただ、年齢層が高く、子どもには好かれない場合が多いということと、料金が高いということです。
その点、素人同然の学生でも、生徒と相性が合えば爆発的に成績を上げられる場合もあります。どちらの場合にも、派遣のように会社を通して来て貰う場合と、知り合いに頼む場合があるでしょう。知り合いに頼む場合、相場は学生で週に一回2時間で2万円というところです。家に来てもらうことで、部屋の片付けなどもしなければならないという、環境として良くなっていくという要素もあるので、その費用は高くないでしょう。
しかしプロの場合、その倍程度の金額はかかるでしょう。それだけの知識は持っていて、ポイントも抑えてくれますから、確かにその費用でも高くはありません。成績が中より下であれば学生でも十分です。そのお子さんに見合った指導をしてくれる先生を探しましょう。